PCゲームを始めたいけれど、「専門用語が多すぎて何を選べばいいかわからない。」
そんな初心者の方は多いはず。
この記事では、ゲーミングPCの基本知識から価格帯別のおすすめ機種まで分かりやすく解説します。
あなたにぴったりの一台がきっと見つかります。
まず結論|初心者がゲーミングPC選びで押さえるべき5つのポイント
結論から言えば、初心者がゲーミングPCを選ぶ際に押さえておくべきポイントは5つだけ。
CPUやGPUなど細かいスペックをすべて理解する必要はありません。
初心者のうちは、「どこを見て判断すれば失敗しにくいか」を知ることが何より重要です。
【5つのチェックポイント】
① プレイしたいゲームの推奨スペックを基準にする
→ 最低スペックではなく「推奨スペック以上」が目安
② GPU(グラフィックボード)を最優先でチェックする
→ ゲーミング性能はGPUでほぼ決まる
③ 予算は15〜25万円をひとつの基準に考える
→ 安すぎるモデルは後悔しやすい
④ 自宅メインならデスクトップ型を選ぶ
→ 同じ価格でも性能・将来性が高い
⑤ 中古ではなく新品・信頼できるメーカーから買う
→ 初心者ほどサポート体制が重要
このあと、それぞれのポイントについて初心者向けに、わかりやすく解説していきます。
初心者が知っておくべきゲーミングPCの基本知識
ここではゲーミングPCの基礎知識から、普通のPCとの違い、なぜゲーミングPCが必要なのかまで詳しく解説していきます。
ゲーミングPCとは何か
ゲーミングPCとは、コンピューターゲームを快適にプレイできるよう設計された高性能なパソコンのことです。
単にゲームが起動すれば良いのではなく、美しいグラフィックを高画質で表示しながら、キャラクターや背景がなめらかに動くことを重視して作られています。
ゲーミングPCには以下のような特徴があります。
- ゲーム向けの高性能なパーツを搭載
- 長時間プレイでも安定する冷却設計
- 画質やフレームレートを自由に調整できる
最大の特徴は、グラフィックボード(GPU)という映像処理専用のパーツが搭載されていることです。
このGPUにより、3Dの美麗なゲーム映像を高解像度かつスムーズに表示できます。
また、高性能なCPUと十分なメモリ容量を備えることで、複雑な計算処理も瞬時に行えます。
ゲーミングPCの用途はゲームだけに留まらず、動画編集やライブ配信など処理が重い作業にも強いのが魅力です。
普通のPCとの違い
ゲーミングPCと普通のPCの最も大きな違いは、グラフィック処理能力にあります。
一般的なPCもCPU内蔵グラフィックを搭載しているものの、その性能は専用グラフィックボードと比較して大幅に劣ります。
そのため、普通のPCにも映像を表示する機能はありますが、多くの場合はCPU内蔵の簡易的なグラフィック機能を使っています。
一方、ゲーミングPCには映像処理を専門に担当するGPUが搭載されており、複雑な3Dグラフィックスや高解像度の映像を滑らかに表示できるのが強みです。
冷却システムも強化されているため、長時間の使用でも安定したパフォーマンスを維持できます。
ゲーミングPCが必要な理由
現代のPCゲームを快適に楽しむためには、ゲーミングPCが欠かせません。
最新のゲームはリアルな3Dグラフィック・広大なマップ・多数のキャラクターの同時処理といった要素が当たり前になっています
このようなゲームを普通のパソコンで動かそうとすると、画面がカクカクと動いたり、読み込みに時間がかかったりして、本来のゲーム体験を味わえません。
特にFPS・バトルロワイヤル・オープンワールド系のゲームでは、快適さがそのままプレイ体験に直結します。
また、画質設定やフレームレートを自由に調整でき、より美しく滑らかな映像でプレイできるのも魅力です。
初心者向けゲーミングPC選び方の基本
ここからは、失敗しないための基本的な選び方を4つのアプローチで解説します。自分に最適な一台を見つけるための参考にしてください。
プレイしたいゲームから選ぶ方法
最も確実なゲーミングPC選びの方法は、プレイしたいゲームの推奨スペックを確認することです。
というのも、ゲームによって必要なPCスペックはまったく違うからです。
例えば、2Dゲームや軽めのオンラインゲームと、最新の3Dゲーム・オープンワールド系では、求められる性能に大きな差があります。
多くのゲームでは公式サイトで動作環境が公開されており、「最低限必要なスペック」と「推奨スペック」が記載されています。
- 最低スペック:ゲームが起動して一応プレイはできるライン
- 推奨スペック:快適にプレイできる目安のライン
「Apex Legends」や「Fortnite」などの人気ゲームをプレイしたい場合は、それぞれの推奨環境を調べてみましょう。
重要なのは、最低スペックではなく推奨スペック以上のPCを選ぶことです。
最低スペックを満たしていても、
- 画質を下げないと重い
- 場面によってカクつく
- アップデート後に動作が不安定になる
といったことは珍しくありません。
また、将来的にゲームのアップデートで要求スペックが上がる可能性・他のゲームもプレイしたくなった時のことを考えて、少し余裕のあるスペックを選んでおくと安心でしょう。
予算から選ぶ方法
ゲーミングPC選びでは予算設定が重要です。
一般的なゲーミングPCの価格帯は10万円から40万円以上まで幅広く、性能と価格は比例関係にあります。
では、10万円台・20万円台・30万円台のざっくりした違いについて解説していきます。
【10万円台】
特に10万円台前半のエントリーモデルは、価格は魅力的ですが最新ゲームでは設定を下げる必要があり、将来性に「スペック不足」を感じやすい可能性が高いです。
【20万円台】
多くの人気ゲームを快適にプレイでき、性能と価格のバランスが最も良い価格帯。初心者〜中級者まで幅広く満足しやすいのがこのゾーンです。
【30万円台以上】
高画質・高フレームレート・配信や動画編集も余裕。ただし、ゲームだけが目的だと性能を持て余すこともあります。
多くの初心者にとって、 一番後悔しにくいのは15〜25万円台です。
この価格帯なら、
- 推奨スペック以上を満たしやすい
- 設定を妥協せずに遊べる
- 数年は性能不足を感じにくい
といったメリットがあります。
一方で、最初から30万円以上のPCを選ぶと、
- 性能を使い切れない
- 違いが実感できない
- 予算をかけすぎた後悔が残る
というケースもあります。
ゲームプレイが目的であれば、 初心者のうちは必要十分な性能を選ぶ方が満足度は高くなります。
デスクトップ vs ノートPCの選び方
ゲーミングPCにはデスクトップ型とノート型があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
結論から言うと、初心者にはデスクトップ型がおすすめ。同じ価格ならデスクトップの方が性能面で有利だからです。
ゲーミングPCは、性能がそのまま快適さに直結します。同じ20万円前後の予算でも、
- デスクトップ:高性能なGPU・CPUを搭載しやすい
- ノート:性能は控えめになりがち
という差が生まれます。
また、冷却性能と拡張性にも差が出ます。
| 冷却性能 | デスクトップはケースが大きく、空気の流れが良いため長時間プレイでも性能が落ちにくい |
|---|---|
| 拡張性 | メモリ、ストレージ、グラボの交換屋追加がしやすく将来的なアップグレードが可能 |
| 寿命・安定性 | 熱がこもりにくい分パーツへの負担も少なく長く安定して使いやすい |
ノートPCは構造上、これらの面でどうしても制限が出てきがちです。
とはいえ、ゲーミングノートPCがダメというわけではありません。
- 自宅と外出先の両方で使いたい
- 部屋のスペースが限られている
- モニターやキーボードを置きたくない
ただし、その分「価格が高くなりやすい」「同じ性能なら予算が上がる」という点は理解しておく必要があります。
迷ったら「BTOメーカー製」を選べば失敗しにくい
ゲーミングPC選びで迷ったとき、初心者にとって安全な選択肢が「BTOメーカー製」です。
自作PCは自由度が高く、知識がある人にとっては魅力的ですが、初心者にはハードルが高いのが正直なところ。
パーツ同士の相性確認、組み立て、初期設定、そしてトラブル発生時の切り分けまで、すべて自己責任で対応する必要があります。
そもそも、「BTO(Build To Order)メーカー」とは、
- プロが組み立て
- 出荷前に動作確認済み
- すぐ使える状態で届く
というゲーミングPCのこと。
さらに、BTOメーカー製なら、
- 初期不良や故障時の保証
- 電話・メール・チャットでのサポート
- 電話・メール・チャットでのサポート
といった困ったときの逃げ道が用意されています。
価格帯別おすすめゲーミングPC
ゲーミングPCは価格帯によって性能が大きく異なります。
ここでは10万円台から25万円以上まで、3つの価格帯に分けてそれぞれの特徴とおすすめポイントを解説します。
エントリーモデル(10-15万円)

エントリーモデルは初めてゲーミングPCを購入する方に最適な価格帯です。
将来的により高性能なPCへの買い替えを前提とした、PCゲーム入門機として考えると良いでしょう。
エントリーモデルでおすすめのゲーミングPCは、「Magnate MT Intel Core Ultra搭載」です。
【どのレベルのゲームなら快適?】
| 快適 | 設定調整すれば遊べる | きつい(おすすめしにくい) |
|---|---|---|
| ・VALORANT / LoL / Dota2・Minecraft(影MODなし〜軽め)・原神(フルHD:中〜高の目安)・フォートナイト(競技設定〜中設定寄り)・Apex(低〜中設定で安定を狙う) | ・FF14 / モンハン系(作品次第)・サイバーパンク系の重めオープンワールド・最新AAAタイトル全般 | ・WQHD(1440p)以上の高解像度プレイ・最高設定・レイトレーシングON前提・最新AAAを高画質で120fps以上狙う |
| 「eスポーツ系」「軽めの人気タイトル」は得意 | フルHD:低設定〜中設定が現実的「画質はほどほどでいいから動けばOK」なら十分射程圏 | RTX 3050(6GB)はVRAMも性能も余裕が少なく、ここは苦手 |
販売価格は144,980円(税込)となっています。以下にスペックをまとめましたのでご確認ください。
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 225 |
| グラフィック | GeForce RTX 3050 6GB |
| メモリ | 16GBメモリ DDR5 |
| ストレージ | 500GB Gen4 SSD |
スタンダードモデル(15-25万円)

スタンダードモデルは、価格と性能のバランスが最も優れた価格帯で、多くのゲーマーに選ばれています。
動画編集やクリエイティブ作業にも対応できるため、ゲーム以外の用途でも活用したい方におすすめです。
長期間にわたって満足できる性能を提供する、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
スタンダードモデルでおすすめのゲーミングPCは、GALLERIA XGR5M-R56-GDです。
販売価格は224,980円(税込)です。以下にスペックをまとめました。
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Ryzen 5 7500F |
| グラフィック | GeForce RTX 5060 |
| メモリ | 16GBメモリ DDR5 |
| ストレージ | 500GB Gen4 SSD |
ハイエンドモデル(30万円以上)

ハイエンドモデルは最高のゲーミング体験を求める方向けの価格帯です。
最新世代の高性能CPUと上位グラフィックボードを搭載し、4K解像度でも最高画質設定でゲームを楽しめます。
価格は高額になりますが、数年間は最新ゲームを最高品質で楽しめる将来性の高い投資と言えます。
ハイエンドモデルでおすすめのゲーミングPCは、GALLERIA XA7C-R57です。
販売価格は334,980円(税込)となっています。スペックは以下の通りです。
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265F |
| グラフィック | GeForce RTX 5070 12GB |
| メモリ | 32GB (16GBx2) (DDR5-4800) |
| ストレージ | 500GB Gen4 SSD |
重要なスペック・パーツの選び方
ゲーミングPCの性能を決める重要なパーツについて解説します。
CPU、GPU、メモリ、ストレージの役割と選び方を理解することで、自分に最適なゲーミングPCを選べるようになります。
CPU(プロセッサー)の選び方
CPUはパソコン全体の処理を統括する「頭脳」の役割を果たすパーツです。
ゲーミングPCではグラフィックボードが注目されがちですが、CPUの性能が低いとGPUの能力を十分に引き出せません。
現在の主流はIntelの「Core i」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズで、末尾の数字が大きいほど高性能になります。
ゲーミング用途では、Core i5やRyzen 5が最低ラインとなり、より快適さを求めるならCore i7やRyzen 7以上がおすすめです。
選択時は「コア数」と「クロック周波数」に注目しましょう。
コア数が多いほど複数の処理を同時に実行でき、ゲーミングPCでは6コア以上が理想的です。
価格面ではAMDが優位な傾向にあるため、コストパフォーマンスを重視する方はRyzenシリーズも検討してみてください。
GPU(グラフィックボード)の選び方
GPUはゲーミングPCで最も重要なパーツで、主にゲームの映像処理を担います。
3Dグラフィックスの美しさや滑らかさは、このパーツの性能に直結するため、予算の大部分をGPUに割り当てることが多いです。
NVIDIAの「GeForce」シリーズとAMDの「Radeon」シリーズが主流で、どちらも優秀な性能を提供しています。
選択時は、プレイしたいゲームの推奨スペックを確認し、それを上回る性能のGPUを選ぶことが重要です。
また、高性能なGPUほど消費電力と発熱が増加するため、電源ユニットや冷却システムとのバランスも考慮する必要があります。
初心者の方は、ミドルクラスのGPUから始めて、必要に応じてアップグレードを検討するのが現実的でしょう。
メモリ・ストレージの選び方
メモリはCPUが作業する際の「作業台」の役割を担い、容量が大きいほど多くのデータを同時に処理できます。
ゲーミングPCでは16GB以上のメモリが推奨され、ゲーム配信や動画編集も行う場合は32GBあると安心です。
メモリは同容量・同規格のものを2枚組で使用し、デュアルチャネル機能を活用しましょう。
ストレージについては、高速なSSDが必須となります。ゲームの起動速度やローディング時間が大幅に短縮されるためです。
容量は最低でも500GB、できれば1TB以上のSSDを選ぶことをおすすめします。
余裕があれば、SSDを用途別に分けたり、HDDを追加するデュアルストレージも検討しましょう。
初心者が失敗しやすいポイントと対策
ゲーミングPC選びでは、初心者が陥りやすい落とし穴がいくつかあります。
ここでは代表的な失敗例と中古品購入の注意点、信頼できるメーカーの見分け方について解説します。
よくある購入失敗例
ゲーミングPC購入でありがちな失敗は、スペック不足による後悔です。
価格を優先したものの、プレイしたいゲームが動かず、後で買い替えが必要になることは珍しくありません。
また、PC本体ばかりに気を取られ、周辺機器の費用を見落とし予算を超えてしまうケースもあります。
冷却性能を軽視したために、高負荷時にパフォーマンスが低下したり、騒音が気になったりする問題も発生しがちです。
これらの失敗を避けるには、事前のリサーチと少し余裕のある予算設定が重要になります。
中古品購入の注意点
中古ゲーミングPCの購入には多くのリスクが潜んでいます。
最大の問題は、パーツの経年劣化により新品と比べて性能が低下していることです。
特にCPUやグラフィックボードなどの主要パーツは長期使用により劣化し、本来の性能を発揮できない場合があります。
また、冷却ファンや電源ユニットなどの消耗品は故障リスクが高く、購入後すぐに交換が必要になることも珍しくありません。
保証期間も新品より大幅に短く、トラブル時のサポートが期待できないのも大きなデメリットです。
さらに問題なのは、古いパーツに安価なパーツを付けただけのPCを「ゲーミングPC」として売る業者が後を絶たない点です。
初心者には良品と粗悪品の見分けが困難なため、中古品購入は避けることをおすすめします。
信頼できるメーカーの選び方
信頼できるゲーミングPCメーカーを見分けるには、サポート体制と実績を重視しましょう。
まず、出荷前の動作テストを十分に行い、トラブル時には迅速な対応ができるカスタマーサポートを提供しているかを確認します。
保証期間の長さと保証内容の充実度も重要な判断材料です。
長年の販売実績があり、ユーザーレビューで高い評価を得ているメーカーは信頼性が高い傾向にあります。
BTOメーカーの人気ランキングや口コミサイトの評判も参考になるでしょう。
カスタマイズの自由度が高く、使用パーツのメーカーや型番を明確に表示しているメーカーは透明性があり安心です。
専門知識を持ったスタッフが構成について相談に乗ってくれるサービスがあれば、初心者にとって心強い味方となります。
なお、ドスパラは国内でも長年の実績があり、豊富なBTOカスタマイズメニューと全国の店舗サポートが特徴です。
まとめ
ゲーミングPC選びで失敗しないためには、基礎知識を押さえた上で、プレイしたいゲームに合ったスペックや予算を検討することが不可欠です。
デスクトップかノート型かも用途に合わせて選びましょう。
中古品はリスクが高いため信頼できるメーカーから購入するのがおすすめです。
ぜひ本記事を参考に、最適な一台を見つけてください。






