フォートナイトは世界中で3億人以上がプレイする大人気バトルロイヤルゲームです。
PCでプレイすれば高フレームレートと高画質を両立でき、家庭用ゲーム機よりも有利に戦えます!
しかし、必要なPCスペックが分からず困っていませんか?
グラボやCPUの選び方、144fpsを出すために必要な性能など、初心者には難しい情報が多いですよね。
この記事では、Epic Games公式の推奨スペックから実際に144fps以上を出せるグラボ・CPU性能、予算別おすすめゲーミングPCまで、2025年最新情報をもとに徹底解説します。
実測データに基づいた具体的なfps数値も紹介するので、あなたのプレイスタイルに最適なPC選びができるようになります。
フォートナイトの推奨スペック3段階を解説
フォートナイトの公式推奨スペックには、最低・推奨・最高の3段階が設定されています。
それぞれのスペックで実際にどの程度快適にプレイできるのか、具体的なfps目安とともに詳しく見ていきましょう。
自分がどのレベルを目指すべきか判断する重要な基準となります。
最低スペックはギリギリ動作する最小要件
フォートナイトの最低スペックは、ゲームが起動して動作する最小限の要件です。
このスペックでは快適なプレイは期待できず、カクつきや入力遅延が発生しやすい環境となります。
Epic Games公式が定める最低スペックは以下の通りです。
項目 | スペック |
---|---|
グラフィックボード | Intel HD 4000、AMD Radeon Vega 8 |
CPU | Intel Core i3-3225 3.3GHz |
メモリ | 8GB |
OS | Windows 10 64bit |
ストレージ | 120GB以上 |
このスペックで実際にプレイした場合、低画質設定で平均30fps前後となります。
30fpsでは画面のカクつきが目立ち、建築バトルや激しい撃ち合いシーンでストレスを感じるでしょう。
Intel HD 4000は独立したグラフィックボードではなく、CPUに内蔵されたグラフィックス機能です。
性能は専用グラボと比較して大幅に低く、フォートナイトのような3Dゲームには力不足です。
カジュアルプレイであっても、最低スペックでの快適なプレイは困難です。勝利を目指すなら、最低でも推奨スペック以上を用意することを強くおすすめします。
推奨スペックなら快適にプレイ可能
推奨スペックは、フォートナイトを快適にプレイするための標準的な要件です。
このスペックがあれば、中〜高画質設定で60fps以上を安定して維持できます。
Epic Games公式の推奨スペックは以下の通りです。
項目 | スペック |
---|---|
グラフィックボード | NVIDIA GTX 960、AMD R9 280 |
CPU | Intel Core i5-7300U、AMD Ryzen 3 3300U |
メモリ | 16GB |
OS | Windows 10/11 64bit |
ストレージ | NVMe SSD |
このスペックでは、中〜高画質設定で60fps前後を維持できます。60fpsあれば画面の動きが滑らかで、通常のモニター(60Hz)でのカジュアルプレイには十分な性能です。
ただし、144Hzゲーミングモニターを使って競技レベルのプレイを目指す場合は、このスペックでは物足りません。推奨スペックはあくまで快適にプレイできる最低ラインと考えてください。
推奨スペックの位置づけ
- カジュアルプレイヤーには最適なスペック
- 通常の60Hzモニターで快適にプレイ可能
- 競技プレイには力不足の可能性あり
最高スペックは競技者向けハイエンド要件
最高スペックは、競技レベルでフォートナイトをプレイするためのハイエンド要件です。
このスペックがあれば、最高画質設定で144fps以上を安定して維持でき、ゲーミングモニターの性能を最大限に活かせます。
Epic Games公式の最高スペックは以下の通りです。
項目 | スペック |
---|---|
グラフィックボード | NVIDIA RTX 3070、AMD RX 6700 XT以上 |
CPU | Intel Core i7-8700、AMD Ryzen 7 3700X以上 |
ビデオメモリ | 8GB以上 |
メモリ | 16GB以上 |
OS | Windows 10/11 64bit |
ストレージ | NVMe SSD |
このスペックでは、最高画質設定でも144fps以上を維持できます。
144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートのゲーミングモニターを使用する競技プレイヤーには必須のスペックです。
2025年現在の最新GPUで言えば、RTX 5060 Ti以上が最高スペックの要件を満たします。
本気で競技シーンに挑戦したい方、ストリーマーとして配信活動を行いたい方には、最高スペックを強くおすすめします。
画質を妥協せず、常に安定した高フレームレートを維持できる環境は、勝率向上に直結します。
予算が許すなら、最初から最高スペックを選ぶことで、長期間快適にプレイできます。
フォートナイトの推奨スペックには3段階あり、自分のプレイスタイルと予算に合わせて選ぶことが重要です。
次の章では、ストレージ容量とSSDの選び方について詳しく解説します。
フォートナイトに必要な容量は120GB以上
フォートナイトをインストールするには、最低でも120GB以上の空き容量が必要です。
さらに、定期的なアップデートで容量が増える可能性があるため、余裕を持ったストレージ容量の確保が重要になります。
ストレージはNVMe SSDがおすすめ
フォートナイトの公式推奨スペックでは、NVMe SSDが推奨されています。
NVMe SSDは従来のSATA SSDやHDDと比較して圧倒的に高速で、ゲーム体験が大きく向上します。
各ストレージの読み込み速度を比較すると、以下のようになります。
ストレージ種類 | 読み込み速度 | マップ読み込み時間 |
---|---|---|
NVMe SSD | 3,000〜7,000MB/s | 約10秒 |
SATA SSD | 500〜550MB/s | 約15〜20秒 |
HDD | 100〜200MB/s | 約30〜40秒 |
NVMe SSDを使用すると、マッチ開始前のマップ読み込み時間が大幅に短縮されます。
特にバトルロイヤルゲームでは、素早く降下して有利なポジションを確保することが重要なので、読み込み速度の差は勝敗に影響する可能性があります。
また、アップデート時のダウンロードとインストールも高速化されるため、新シーズン開始時にすぐプレイできます。
新規でゲーミングPCを購入するなら、NVMe SSD搭載モデルを選ぶことを強くおすすめします。
NVMe SSDのメリット
- マップ読み込み時間が大幅短縮
- アップデートのインストールが高速
- 価格差も小さくコスパに優れる
アップデートで容量が増える可能性に注意
フォートナイトは定期的に大型アップデートが配信され、新マップや新要素の追加により容量が増加する傾向にあります。
現在は120GB程度ですが、将来的にはさらに増える可能性が高いです。
そのため、最低120GB、できれば256GB以上の空き容量を確保しておくことをおすすめします。
フォートナイト以外のゲームもインストールする予定なら、512GB以上のNVMe SSDを選ぶと安心です。
特に複数のゲームタイトルを遊びたい方は、1TBのNVMe SSDを搭載したゲーミングPCを選ぶと、ストレージ容量不足に悩まされることがありません。
容量に余裕があれば、アップデート時にも慌てずに済みます。
ストレージ容量とSSDの重要性を理解したところで、次の章では144fpsを出すために必要なグラボ性能について詳しく解説します。
フォートナイトで144fps出すために必要なグラボ性能
フォートナイトで144fpsを実現するには、適切なグラフィックボード選びが最も重要です。
144Hzゲーミングモニターの性能を最大限活かすために、どのグラボが必要なのか、予算別に具体的な選択肢を紹介します。
実測データに基づいた詳細なfps比較もご覧ください。
RTX 4060以上なら最高画質で快適プレイ
2025年最新のミドルレンジGPUであるRTX 5060以上のグラボがあれば、最高画質設定で144fps以上を安定して維持できます。
画質を妥協せず、競技レベルのプレイ環境を構築したい方に最適です。
最新世代のRTX 50シリーズは、前世代のRTX 40シリーズから大幅に性能が向上しています。
特にGDDR7メモリの採用により、メモリ帯域幅が約1.6倍に拡大し、高解像度・高画質設定でのパフォーマンスが向上しました。
グラフィックボード | 最高画質fps | 価格目安 |
---|---|---|
RTX 5070 | 約180fps | 10万円台後半 |
RTX 5060 Ti 16GB | 約145fps | 8〜10万円 |
RTX 5060 | 約140fps | 7万円台 |
RTX 5060 Ti以上を選べば、最高画質でも144fps以上を維持できるため、美麗なグラフィックを楽しみながら競技プレイが可能です。
予算が許すなら、より上位のRTX 5070を選ぶことで、240fpsも視野に入ります。
また、RTX 50シリーズはDLSS 3.5(AI超解像技術)やフレーム生成機能に対応しており、さらなるfps向上が期待できます。
将来的なゲームアップデートにも対応しやすく、長期間快適に使用できる投資となります。
低画質設定ならGTX 1660 Tiでも144fps可能
予算を抑えたい方には、旧世代のGTX 1660 Tiという選択肢もあります。低画質設定に妥協できるなら、GTX 1660 Tiでも144fps達成可能です。
GTX 1660 TiやGTX 1660 SUPERは、フォートナイトの低〜中画質設定であれば100〜144fpsを維持できます。
競技プレイヤーの多くは視認性を優先して低画質設定を選ぶため、グラボ性能を抑えても十分戦えます。
グラフィックボード | 低画質fps | 中画質fps |
---|---|---|
GTX 1660 Ti | 約144fps | 約100fps |
GTX 1660 SUPER | 約140fps | 約95fps |
低画質設定では草木の描写が簡略化され、敵プレイヤーを発見しやすくなるメリットもあります。
プロのeスポーツプレイヤーも低画質やパフォーマンスモードを使用しているため、画質を落とすことに抵抗を感じる必要はありません。
ただし、240fps維持は困難で、最高画質でのプレイにも向いていません。あくまで予算重視で144fpsを目指す方向けの選択肢と考えてください。
グラボ別fps実測値を公開
主要なグラフィックボードのフォートナイト実測fps値を一覧表で公開します。この表を参考に、自分の予算と目標fpsに合ったグラボを選んでください。
グラフィックボード | 最高画質 | 高画質 | 低画質 |
---|---|---|---|
RTX 5070 | 180fps | 220fps | 300fps以上 |
RTX 5060 Ti 16GB | 145fps | 180fps | 293fps |
RTX 5060 | 140fps | 170fps | 285fps |
RTX 4060 | 130fps | 160fps | 270fps |
GTX 1660 Ti | 60fps | 100fps | 144fps |
GTX 1660 SUPER | 55fps | 95fps | 140fps |
グラボ選びのポイント
- 144fps目標なら最低でもRTX 5060またはGTX 1660 Ti(低画質)
- 240fps目標ならRTX 5070以上が必要
- 予算と目標fpsから逆算して選ぶのが正解
グラボ性能が理解できたところで、次の章ではCPU選びについて詳しく解説します。
特に低画質で高fpsを狙う場合は、CPU性能も重要になります。
フォートナイトにおすすめのCPUはCore i5以上
フォートナイトを快適にプレイするには、グラボだけでなくCPU性能も重要です。
特に低画質設定で高fpsを狙う場合、CPU性能がボトルネックになる可能性があります。
ここでは、フォートナイトに最適なCPU選びについて解説します。
低画質で高fpsを狙うならCPU性能が重要
低画質設定で高fpsを目指す場合、CPU性能がfpsに大きく影響します。
画質を下げるとグラボへの負荷が軽減される一方、CPU負荷が相対的に高まるためです。
フォートナイトのゲームエンジンは物理演算や建築処理にCPUを多用するため、低画質設定で200fps以上を狙う競技プレイヤーには、高性能CPUが必須となります。
推奨CPUスペックは以下の通りです。
プレイスタイル | 推奨CPU | 理由 |
---|---|---|
カジュアルプレイ | Core i5-14400F / Ryzen 5 5600 | 60〜144fps維持に十分 |
競技プレイ | Core i7-14700K / Ryzen 7 7800X3D | 144fps以上の安定維持 |
配信・録画 | Core i7-14700K / Ryzen 7 7700X以上 | マルチタスク性能が必要 |
CPU性能が不足すると、激しい建築バトルや複数プレイヤーが入り乱れる終盤戦で、fpsが急激に低下する現象が発生します。
グラボが高性能でも、CPUがボトルネックになると本来の性能を引き出せません。
特に低画質設定で240fps以上を目指す方は、Core i7またはRyzen 7以上のCPUを選ぶことを強くおすすめします。
予算が厳しい場合でも、最低限Core i5またはRyzen 5を確保しましょう。
Intel Core i7とRyzen 7のどちらが有利か
フォートナイトにおすすめのハイエンドCPUは、Intel Core i7シリーズとAMD Ryzen 7シリーズです。
どちらを選ぶべきか、性能と価格の両面から比較します。
結論、純粋なゲーム性能では、Intel Core i7がやや有利です。
特にCore i7-14700Kは高いシングルスレッド性能を持ち、フォートナイトのような物理演算が多いゲームで優れたパフォーマンスを発揮します。
CPU | ゲーム性能 | マルチタスク | 価格 |
---|---|---|---|
Core i7-14700K | 非常に高い | 高い | 約6万円 |
Ryzen 7 7800X3D | 最高クラス | やや低い | 約5.5万円 |
Ryzen 7 7700X | 高い | 非常に高い | 約4.5万円 |
AMD Ryzen 7 7800X3Dは、3D V-Cache技術により極めて高いゲーム性能を実現しています。
フォートナイトでも非常に高いfpsを叩き出すため、純粋にゲーム性能を追求するなら最有力候補です。
一方、配信や動画編集も視野に入れるなら、マルチスレッド性能に優れたCore i7-14700KやRyzen 7 7700Xがおすすめです。
同時に複数のアプリケーションを動かすマルチタスク性能では、コア数の多いこれらのCPUが有利です。
CPU選びの判断基準
- 純粋なゲーム性能重視:Core i7-14700KまたはRyzen 7 7800X3D
- 配信・動画編集も視野:Core i7-14700KまたはRyzen 7 7700X
- コスパ重視:Core i5-14400FまたはRyzen 5 5600
CPU選びの基準が理解できたところで、次の章ではメモリ容量について解説します。
配信や録画をする場合は、メモリ容量も重要な要素となります。
フォートナイトの最適メモリ容量は16GBか32GBか
フォートナイトをプレイするために必要なメモリ容量は、プレイスタイルによって異なります。
通常のプレイなら16GBで十分ですが、配信や録画を行う場合は32GBを検討する価値があります。
配信・録画をするなら32GB推奨
フォートナイトを単純にプレイするだけなら、メモリ16GBで十分です。
しかし、配信ソフト(OBS Studio)やDiscordなどを同時起動する場合は、32GBあると安心です。
使用状況 | メモリ使用量 | 推奨容量 |
---|---|---|
ゲームのみ | 約10〜12GB | 16GB |
ゲーム+Discord | 約13〜15GB | 16GB |
ゲーム+配信 | 約20〜22GB | 32GB |
ゲーム+配信+録画 | 約25GB以上 | 32GB |
配信を行う場合、OBS Studioだけで5〜8GBのメモリを消費します。
さらにDiscordやブラウザ(視聴者コメント確認用)を開くと、16GBではメモリ不足でカクつく可能性があります。
メモリ不足になると、PCがストレージをメモリ代わりに使用する仮想メモリ機能が働き、動作が著しく遅くなります。配信中にこれが発生すると、視聴者にカクついた映像が配信されてしまいます。
将来的に配信活動を視野に入れているなら、最初から32GBメモリを搭載したゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。
メモリは後から増設も可能ですが、最初から32GB搭載モデルを選ぶ方が手間もコストも抑えられます。
メモリ容量の選び方が理解できたところで、次の章では画質設定によるfps変化とDLSS/TSR機能について解説します。
フォートナイトの画質設定でfpsはどう変わるか
フォートナイトのfpsは、画質設定によって大きく変化します。
また、DLSS(NVIDIA)やTSR(Epic Games)といったAI超解像技術を活用することで、画質を維持しながらfpsを大幅に向上させることも可能です。
DLSS・TSR機能でfpsを大幅向上させる
フォートナイトでは、NVIDIA DLSSとEpic Games TSRという2つのAI超解像技術が利用できます。
これらの機能を使うと、画質をほぼ維持しながらfpsを20〜40%向上させることができます。
DLSSはNVIDIA RTXシリーズ専用の技術で、AIを活用して低解像度でレンダリングした映像を高解像度にアップスケールします。
TSRはグラボメーカーを問わず使用できる汎用技術で、AMDやIntelのグラボでも利用可能です。
技術 | 対応GPU | fps向上率 | 画質劣化 |
---|---|---|---|
DLSS 3.5 | RTX 40/50シリーズ | 30〜40% | ほぼなし |
DLSS 2.0 | RTX 20/30/40/50シリーズ | 20〜30% | わずか |
TSR | 全グラボ対応 | 15〜25% | やや目立つ |
RTX 50シリーズを搭載したゲーミングPCをお持ちなら、DLSS 3.5の品質モードを有効化することをおすすめします。
画質の劣化はほとんど感じられず、fpsが大幅に向上します。
AMD Radeonや旧世代のGTXシリーズを使用している方は、TSRを有効化しましょう。
DLSSほどの効果はありませんが、それでも15〜25%程度のfps向上が期待できます。
競技プレイヤーが低画質設定を選ぶ理由
プロのeスポーツプレイヤーの多くは、低画質設定やパフォーマンスモードでフォートナイトをプレイしています。
その理由は、視認性の向上とfps安定化にあります。
低画質設定では、草木や影の描写が簡略化されるため、敵プレイヤーを発見しやすくなります。
建築物の影に隠れた敵も見つけやすく、競技シーンでは大きなアドバンテージとなります。
低画質設定のメリット
- 敵プレイヤーの視認性が向上
- fps安定化により入力遅延が減少
- 激しい戦闘シーンでもfps低下が少ない
また、低画質設定ではfpsが安定しやすく、入力遅延も減少します。
シューティングゲームでは1フレームの差が勝敗を分けることもあるため、画質よりもfpsを優先する判断は理にかなっています。
競技志向の強いプレイヤーなら、低画質設定またはパフォーマンスモードでのプレイを検討してみてください。
見た目の美しさは犠牲になりますが、勝率向上に直結する選択です。
画質設定とfps最適化について理解できたところで、次の章では予算別おすすめゲーミングPCを具体的に紹介します。
フォートナイトができる安いゲーミングPC予算別3選
ここからは、フォートナイトを快適にプレイできる予算別おすすめゲーミングPCを紹介します。
エントリーモデルからハイエンドモデルまで、それぞれの価格帯で最適なスペックと期待できるfpsを解説します。
10万円台エントリーモデルはRTX 5060搭載
予算12〜15万円で購入できるエントリーモデルには、RTX 5060搭載のゲーミングPCがおすすめです。
カジュアルプレイには十分な性能で、コストパフォーマンスに優れています。
項目 | スペック |
---|---|
グラフィックボード | NVIDIA RTX 5060 |
CPU | Core i5-14400F / Ryzen 5 4500 |
メモリ | 16GB DDR4/DDR5 |
ストレージ | 500GB〜1TB NVMe SSD |
価格目安 | 12〜15万円 |
RTX 5060搭載PCでは、高画質設定で約60fps、低画質設定で約144fpsを達成できます。
144Hzゲーミングモニターを使ったプレイも可能で、初めてのゲーミングPCとして最適です。
DLSS機能を活用すれば、さらに高いfpsを引き出せます。
ただし、240fps維持や配信・録画には力不足なので、あくまでカジュアルプレイ向けと考えてください。
■こんな人におすすめ
- 初めてゲーミングPCを購入する方
- カジュアルにフォートナイトを楽しみたい方
- 予算を抑えて144fps環境を構築したい方
20万円台ミドルレンジはRTX 5060 Ti搭載
予算20〜25万円のミドルレンジには、RTX 5060 Ti 16GB搭載モデルがおすすめです。
最高画質でも144fps安定を実現でき、競技プレイにも対応できる性能です。
項目 | スペック |
---|---|
グラフィックボード | NVIDIA RTX 5060 Ti 16GB |
CPU | Core i5-14400F / Ryzen 7 5700X |
メモリ | 16GB〜32GB DDR5 |
ストレージ | 1TB NVMe SSD |
価格目安 | 20〜25万円 |
RTX 5060 Ti搭載PCでは、最高画質設定で約145fps、低画質設定で約293fpsを達成可能です。
144Hzゲーミングモニターの性能を完全に活かせるだけでなく、240Hzモニターでのプレイも視野に入ります。
16GBのビデオメモリを搭載しているため、高解像度テクスチャを使用した美麗な映像でもfps低下が少ないのが特徴です。
配信を視野に入れている方にもおすすめできる、バランスの取れたスペックです。
■こんな人におすすめ
- 競技レベルでフォートナイトをプレイしたい方
- 最高画質で144fps以上を維持したい方
- 配信活動も視野に入れている方
30万円以上ハイエンドはRTX 5070以上搭載
予算30万円以上のハイエンドモデルには、RTX 5070以上搭載のゲーミングPCがおすすめです。
240fps安定や4K解像度でのプレイも可能な、妥協なきハイエンド構成です。
項目 | スペック |
---|---|
グラフィックボード | NVIDIA RTX 5070 / RTX 5070 Ti |
CPU | Core i7-14700K / Ryzen 7 7800X3D |
メモリ | 32GB DDR5 |
ストレージ | 1TB〜2TB NVMe SSD |
価格目安 | 30〜40万円以上 |
RTX 5070搭載PCでは、最高画質設定で約180fps、低画質設定で300fps以上を達成できます。
240Hzゲーミングモニターの性能を完全に活かせるため、プロレベルの競技環境を構築したい方に最適です。
また、配信・録画を行いながらでも高fpsを維持できるため、ストリーマーとして活動したい方にもおすすめです。
メモリ32GBを搭載しているため、OBS StudioやDiscordを同時起動してもメモリ不足に悩まされることはありません。
さらに上位のRTX 5070 TiやRTX 5080を選べば、4K解像度でのプレイや、将来登場する重量級ゲームにも対応できます。
予算が許すなら、長期間快適に使える投資として検討する価値があります。
■こんな人におすすめ
- プロレベルの競技環境を構築したい方
- 240fps以上での安定プレイを実現したい方
- ストリーマーとして配信活動を行いたい方
フォートナイトにおすすめのゲーミングノートPC
デスクトップPCだけでなく、ゲーミングノートPCでもフォートナイトを快適にプレイできます。
持ち運びができる利点がある一方、選び方にはいくつかのポイントがあります。
ここでは、ゲーミングノートPC選びの重要な基準を解説します。
144Hz以上のディスプレイ搭載モデルを選ぶ
ゲーミングノートPCを選ぶ際、最も重要なのがディスプレイのリフレッシュレートです。
せっかく高性能なGPUを搭載していても、ディスプレイが60Hzでは144fps以上を表示できません。
60Hzディスプレイと144Hzディスプレイの体感差は非常に大きく、特にシューティングゲームでは画面の滑らかさが操作性に直結します。
エイムの精度向上や敵プレイヤーの動きの視認性が大幅に改善されます。
リフレッシュレート | 体感 | おすすめ用途 |
---|---|---|
60Hz | 標準的な滑らかさ | カジュアルプレイ |
144Hz | 非常に滑らか | 競技プレイ |
240Hz以上 | 極めて滑らか | プロレベル |
ゲーミングノートPCを購入する際は、必ず144Hz以上のディスプレイを搭載したモデルを選んでください。
最近では165HzやR240Hzディスプレイ搭載モデルも増えており、予算に応じて選択できます。
また、応答速度も重要です。5ms以下の応答速度があれば、残像感が少なく快適にプレイできます。
ゲーミングノートPCの製品仕様で、リフレッシュレートと応答速度を必ず確認しましょう。
ディスプレイ選びのチェックポイント
- リフレッシュレート:144Hz以上必須
- 応答速度:5ms以下推奨
- 解像度:フルHD(1920×1080)が標準
持ち運び重視ならRTX 4060搭載の軽量モデル
ゲーミングノートPCは持ち運びができる利点がありますが、高性能モデルほど重量が増える傾向にあります。
持ち運びを重視するなら、2kg以下の軽量モデルがおすすめです。
RTX 4060搭載の軽量ゲーミングノートPCなら、重量約1.8〜2.2kg程度で、フォートナイトを高画質60fps以上でプレイできます。
大学や友人宅への持ち運びも苦になりません。
重量 | 持ち運びやすさ | 性能目安 |
---|---|---|
2kg以下 | 非常に持ち運びやすい | RTX 4060クラス |
2〜2.5kg | 持ち運び可能 | RTX 4060 Ti〜4070クラス |
2.5kg以上 | 据え置き向け | RTX 4070以上 |
ただし、軽量モデルは冷却性能に限界があるため、長時間のプレイでは本体が熱くなりやすい傾向があります。
また、バッテリー駆動時間も2〜3時間程度と短めです。外出先でプレイする際は、必ず電源アダプターを持参しましょう。
持ち運びよりも性能を優先するなら、2.5kg以上のハイエンドゲーミングノートPCを選ぶのも選択肢です。
RTX 5060 Ti以上を搭載したモデルなら、デスクトップPCに迫る性能を発揮できます。
まとめ
この記事では、フォートナイトを快適にプレイするために必要な推奨スペックと、グラボ・CPU・メモリの選び方を詳しく解説しました。最後に重要なポイントをまとめます。
この記事のポイント
- 予算別おすすめはエントリー12万円〜ハイエンド30万円以上
まずは自分の予算とプレイスタイル(カジュアル/競技)を明確にし、それに合ったスペックのゲーミングPCを選ぶことから始めましょう。
カジュアルプレイなら12〜15万円のエントリーモデル、競技プレイを目指すなら20万円以上のミドル〜ハイエンドモデルがおすすめです。
また、DLSS/TSR機能や画質設定の最適化を活用すれば、スペックを最大限に活かしてfpsを向上させることができます。
低画質設定は視認性向上にもつながるため、競技志向の方は積極的に試してみてください。
