この記事では、スイッチを二台持ちするメリットについて書いています。
2017年に発売され、全世界で爆発的な勢いで普及しているNintendo Switch。
その勢いは衰えることなく、今やSwitchは「一家に一台」ではなく、「一人に一台」のペースで普及していっています。
マリオやゼルダ、どうぶつの森など、魅力的なシリーズが揃っていて、家族や恋人でSwitchを持って遊びたいですよね。
そこで今回は、Switch2台持ちするメリットやデメリットを紹介していきます。
Switchを2台目はどんな人が適しているのか、ケースも踏まえて説明しているので、ぜひ参考にしてください。
スイッチを2台持ちするメリットは?
まずは、Switchを2台持つことのメリットを紹介します。
メリットは以下の3つです。
- ゲームを遊ぶタイミングを気にしなくて良い
- マルチプレイを一緒に遊べる
- Switchの空き容量が増える
Switchの2台目を買うかに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
ゲームを遊ぶタイミングを気にしなくて良い
Switchを2台持っていると、自分の好きな時間でゲームを遊ぶことができます。
例えば、1台のSwitchを家族で共有していると、他の家族がSwitchで遊んでいると自分は遊べません!
しかし、2台のSwitchを自分と家族のそれぞれが持っていると、他の家族が1台のSwitchで遊んでいても自分もSwitchで遊ぶことができます。
私も、Switchを2台持つことのメリットとしてこのメリットが最も大きなメリットだと思っています。
Switchで遊びたいけど、他の家族に独占されててなかなか遊べないと悩んでいる人は2台持つべきですね!
マルチプレイを一緒に遊べる
同じソフトを家族や恋人と一緒に遊べるというのも大きなメリットです。
Switchで大人気の「スプラトゥーン3」を例に出しましょう。
Switch1台で「スプラトゥーン」を遊ぶ場合、2人プレイには対応していないので、一緒にバトルすることはできません。
どうしても2人で遊ぶには、1戦ごとにコントローラーを持ち替える必要があります。
しかし、Switchが2台あれば「ナワバリバトル」「サーモンラン」「リーグマッチ」などのバトルを一緒に楽しむことができますよ。
仲のいい家族や恋人とのマルチプレイは、盛り上がること間違いなしですね。
「スプラトゥーン3」に限らず、ローカルやオンライン問わず、マルチプレイで遊べるゲーム全般を一緒に遊べますよ!
同じソフトで一緒に遊ぶと、コミュニケーションのきっかけにもなっていいですね。
また、ローカルプレイ、オンラインプレイに関わらず、ニンテンドーアカウントは2つ必要となりますのでマルチプレイで遊びたい場合は作成するようにしましょう。
オンラインでのマルチプレイはインターネットに接続できれば、どのネット回線に接続していても問題ありません。
Switchの空き容量が増える
Switchを2台持つとSwitchの空き容量が増えることもメリットの1つです。
家族でSwitchを1台を共有している場合、以下のデータは1台のSwitchで保存されます。
- セーブデータ
- アカウントごとに購入したDLソフトのゲームデータ
1台のSwitchに複数のアカウントを登録し、それぞれでDLソフトを購入している場合はそのゲームデータが本体またはSDカードに保存されています。
2台目のSwitchを購入し、購入したSwitchに1台目のSwitchで使っていたアカウントAを移行するとしましょう。
すると、1台目のSwitchでアカウントAが使っていた分の容量が空くので、1台目のSwitch本体の容量に余裕が生まれます。
2台のSwitchそれぞれで容量をめいっぱい使えるのは、嬉しいですね!
この際、アカウントに紐づく本体に保存されたセーブデータも移行することになります。
Switch1台を共有で使ってて、容量が不足ぎみという人はSwitch2台目の購入をぜひ考えてみてください。
後ほど詳しく説明しますが、アカウントを移行させることで移行したアカウントに紐づくDLソフトは移行元で使用できなくなります。
スイッチを2台持ちするデメリットは?
続いて、Switchを2台持つことのデメリットを紹介します。
2台持ちすることで得られる恩恵はとても大きいですが、購入前は必ずデメリットを含むリスクを確認しておきましょう。
デメリットは以下の2つです。
- コストがかかる
- アカウントの引越しまたは作成が手間
上から順に確認していきましょう。
コストがかかる
Switchを2台持つことの最も大きなデメリットはコストがかかるということです。
単純に全く同じ環境で2台のSwitchを使うとすると2倍の金額がかかります。
例えば、快適に遊ぶために以下を追加で購入する必要があります。
- SDカード
- Switch本体
- ゲームソフト
- ゲームを遊ぶためのモニター
- コントローラーなどの周辺機器
- ゲームを遊ぶ際の電気代などの運用コスト
- オンラインで遊ぶために必要なNintendo Switch Onlineへの加入
Switchは携帯ゲーム機としても遊べますので、モニターやコントローラーなど人によっては不要なものもありますが、快適に遊ぶためには揃えておきたいところです。
また、電気代やアカウントなどの運用コストも忘れてはいけません。
「スプラトゥーン3」など、オンラインゲームをそれぞれのSwitch本体で遊びたい場合も、「Nintendo Switch Online」への加入が必要になります。
家族や恋人とオンラインプレイを楽しむなら最大8アカウントまで加入できる「ファミリープラン」への加入がおすすめです。
「個人プラン」に比べて料金は高いですが、それぞれのアカウントが「個人プラン」へ加入するよりかは安い料金でサービスを利用できます。
以下、「Nintendo Switch Online」の1年間の料金プランになります。
- 個人プラン(最大1アカウントまで登録可):2,400円
- ファミリープラン(最大8アカウントまで登録可):4,500円
Switchを遊ぶために何が必要かは人によって変わりますが、自分に必要なものと不要なものを取捨選択して検討してみてください。
アカウントの引越しまたは作成に手間がかかる
2台のSwitchでそれぞれゲームを遊ぶためには、2つのアカウントが必要になります。
1台のSwitch本体で自分用のアカウントを使用していた場合は引越し、家族や恋人など別の人のアカウントを使用していた場合は新規作成が必要です。
アカウントの新規作成はSwitch起動時の手順に沿って進めると5分程度で完了するでしょう。
しかし、引越しについては、インターネットに接続し、Switch本体のシステムバージョンを最新にする必要があります。
所要時間が約30分〜1時間ほどかかります。
どちらも作業内容は複雑ではないですが、Switch購入後すぐに遊べるわけでなく、ニンテンドーアカウントを2台目のSwitch本体に登録する手間が発生します。
スイッチを2台持ちする時の注意点
続いて、Switchを2台持つことの注意点を紹介します。
注意点は以下の3つです。
- アカウントに購入履歴のないDLソフトは遊べない
- セーブデータは引越しできる
- アカウントの引越しではアルバムの写真を持っていけない
アカウントに購入履歴のないDLソフトは遊べない
新規作成したニンテンドーアカウントをSwitch本体に登録する場合、アカウントにDLソフトの購入履歴がないので、何も気にせずそのまま使用すればOKです。
しかし、1台目のSwitchでニンテンドーアカウントを使用していて、それを2台目のSwitchに引越しして使う場合、少しややこしいので注意しましょう。
アカウントBを2台目のSwitchに引越しした際のDLソフトの使用有無について表に記載します。
ソフト1 | ソフト2 | アカウントBの引越し前 | アカウントBの引越し後 | |
---|---|---|---|---|
アカウントA (Switch1で使用) | 購入 | 未購入 | Switch1に登録されていれば未購入のソフトも遊べる | 未購入のソフトは遊べない |
アカウントB (Switch2で使用) | 未購入 | 購入 | Switch1に登録されていれば未購入のソフトも遊べる | 未購入のソフトは遊べない |
DLソフトに関しては購入したニンテンドーアカウントが登録されたSwitchでしか遊ぶことができないので、注意してくださいね。
また、1台目のSwitchで使用していたアカウントを2台目のSwitchでも使用する人もいますよね?
全く同じソフトやサービスを利用することはできますが、2台同時にソフトで遊ぶことはできません。
他にも、「いつも使う本体」に登録していない方のSwitchについては、インターネット環境がないと遊べない点にも注意です。
セーブデータは引越しできる
DLソフトについてはニンテンドーアカウントに紐づく購入履歴があるものしか引越し先では使えません。
しかし、セーブデータは引越し元で使用していたアカウントに紐づくセーブデータを引き続き使うことができます。
また、「あつまれ どうぶつの森」の島データはセーブデータに含まれません。
島データはSwitch本体に紐づけされているデータとなるので、セーブデータを2台目のSwitchに移行させても続きから遊ぶことができないので注意しましょう。
島データが必要な人は、引越しソフトを使って2台目のSwitchに持っていってください!
個人的には、新しいSwitchで心機一転新しい島を興すのも面白いと思います!
アカウントの引越しではアルバムの写真を持っていけない
Switchにはゲーム内の写真を撮って、アルバムに保存する機能があります。
私もそうですが、ゲームの思い出が詰まった大切な写真も多いことでしょう。
写真は、Switch本体や使用しているSDカードに保存されているデータなので、アカウントの引越しでは2台目のSwitchへ持っていくことはできません。
2台目のSwitchでも、1台目のSwitchで保存した写真を持っておきたい場合はパソコンを経由して2台目のSwitch本体やSDカードに写真データを移動させてくださいね。
1台目のSwitchで写真を保存していたSDカードを2台目のSwitchでも引き続き使う場合は、写真データの移動は必要ありません。
アルバムの写真を移動させるのが面倒な人は、1台目のSwitchで使用していたSDカードをそのまま使用するといいですよ。
【結論】どんな人がスイッチを2台持ちすべき?
最後に、メリット・デメリットを踏まえた上でどのような人がSwitchを2台持ちするべきか紹介します。
Switchを2台持ちするべき人はこんな人です。
- 自分のゲーム時間を確保したい人
- 家族や恋人とマルチプレイを楽しみたい人
ゲーム時間を確保したい人
Switch1台ではゲーム時間が満足に確保できない人は2台目の購入を検討するべきでしょう。
2台目のSwitchを購入することで以下のようなことができます。
- Switchの取り合いがなくなる
- 年齢制限を持つソフトを安心して遊べる
- 家族がSwitchを使っててもゲームが遊べる
Switchは様々なゲームが発売されており、その中には子供に見せるには過激な表現が含まれたゲームもあります。
いわゆる、「18禁」などの年齢制限を持つソフトです。
Switch1台を家族で共有している人の中には、年齢制限を持つソフトで遊びたいが、子供には教育上見せたくないので我慢している人も多いです。
2台目のSwitchが自分専用という前提があってこそですが、2台目のSwitchを持つことでこのような悩みから解放され、遊びたいソフトを好きな時に遊べますよ。
また、Switch1台だと兄弟でゲーム機を取り合うことが日常茶飯事。
それぞれにSwitchを与えてあげることでSwitchの取り合いをすることなく楽しく遊べます!
家族や恋人とマルチプレイを楽しみたい人
家族や恋人など仲のいい人たちとマルチプレイでゲームを遊びたいという人も2台目のSwitchを購入する動機としては十分ですよ。
もちろん、Switchには1本のソフトでコントローラーをおすそわけすることによって2人プレイができるゲームも多くあります。
しかし、ローカルやオンラインでのマルチプレイでないと、一緒に遊べないゲームもあるので注意してくださいね。
例えば、「スプラトゥーン3」や「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」などがその対象です。
2台目のSwitchを購入することで以下のようなことができます。
- 家族とローカルプレイを遊べる
- 別々の部屋にいながらオンラインプレイで遊べる
- 離れた場所に住んでいる恋人とオンラインプレイで遊べる
恋人や家族と同じ家に住んでいなくても、それぞれがSwitchを持っていることでオンラインで一緒に遊べます。
ゲームを通してコミュニケーションのきっかけが作れますので、盛り上がること間違いなしですよ!
まとめ
メリット・デメリットを踏まえてSwitchを2台持ちするべき人はどんな人か紹介してきました。
Switchを2台持つことは、メリットも多いですし、何よりゲームライフが充実します。
実際、私も家族とSwitchを2台持ちしていますが、1台で共有していたころと比べて自由なゲーム時間ができ、楽しいSwitchライフを送れています。
ぜひ、皆さんも2台目のSwitchを購入して快適なゲーム生活を手に入れてください!